粘土は焼かない限り、繰り返し再生して使えます。
手水にたまったのとか
手洗い場の予洗バケツに沈殿したのとか
上水を切ってから、
ガソリンスタンドでもらったプラのオイル缶に貯め、さらに沈殿させときます。
削りカスは完全に乾燥させます。

失敗品も乾燥させ、大まかに砕いておきます。
沈殿させたドロドロの粘土には、まず削りカスを水面ぎりぎりまで投入し、その上に砕いた乾燥土を投入。
しばらく置くと、水分が上がってきます。水面がのぞくようでしたらさらに投入。
この間、決してかき混ぜてはいけません。自然にじわりと水分が浸透するのを待ちましょう。
混ぜるとダマになってしまい、その後の練りは困難なことに。
そうそう、信楽の並土はどうも溶けにくくて・・・
私は使っていません。
↑くらいの状態になったら、スコップで軽くかき混ぜ、素焼きの吸い鉢にナイロン製の風呂敷を広げ、粘土を入れます。
2・3日吸水させます。
その後、粘土は柔らかめのうちに取り出し、空気にさらしてほどよい堅さになるまで乾燥させます。
たっぷり水を吸った鉢は、夏なら表で、冬ならこんなふうに乾燥させています。
さらに、釉薬だってリサイクル
高台の畳付き部分に付着した釉薬を拭ったスポンジとか、釉掛け柄杓など、このタライで洗って
月に1度くらい、上水を切り、沈殿物をとりわけ乾燥保存します。
2年もすると、けっこうな量がたまりますので、フルイを通して精製。

正体不明のミックス釉薬ですが、試しに焼いてみるとこんなふう
まあまあ使えそう。
だいたいはこれに鉄を加えて、鉄釉系にもってきます。
さて、リサイクルといえば工房の薪ストーブ
大工さんのところで出る端材や解体家屋の廃材などが燃料です。
一冬これでポッカポカ
灰は精製して釉薬の原料
天然土灰って、買うと高いんです。
焼津市周辺には沢山の鰹節工場があります。製造の過程でナラやクヌギの木で燻すんですが、その灰は瀬戸の製灰業者が買ってるんだって。
ムダがないですね~
灰を精製するときには灰汁ぬきをするんですが、その灰汁、化学染料が普及するまでは
染物の色止めに使われていたらしい。
染物屋が灰汁ぬきしてくれた灰を焼き物屋が使ってと、昔はもっとムダがなかったんだね。
近頃話題のペレットストーブ
この灰も使えそうですね~