やめた絵描きは無数にいる。
つまらん絵描きも無数にいる。
自分で納得できる仕事をして、それで食ってる絵描きはどれほどいるか?
多分そんなにいないはず。
食えないのが当たり前の業界だから、みんな納得づくでバイトしながら明日を夢見て描きつづける。
絵で食えないのは不幸なことではない。不幸なのは不本意な作品を生活のために生産しつづけなければならなくなってしまった人々だな
・・やっぱり、絵描きはつらい
結局は自分と対峙すること。
何を描くべきか見失うこともしばしばだね
迷宮は奥深く、正気を失う者・失踪する者も少なくない。
ま、そんな世界だから、絵で食えないとしても、自分を偽らずに描き続けることが出来て、家族を養う暮しが出来てるってのはまずまず幸せってことさ、Gさん。
久々に訪ねてくれた彼は大学時代の先輩で、もう20年来のバルセロナ暮し。フリーの通訳をしながら年に2ヶ月のオフシーズンに集中してキャンバスに向かう。
わーい お土産だ!